この記事は、真冬の野釣り場でへらぶな釣りをした際、開始から終了までの9時間全くアタリがなかった時の私の経験をもとに、その時の心境、何を考えていたかについて語っています。
この記事は、こんな方におすすめです。
- 真冬の厳しい寒さの中、なぜ敢えてへらぶな釣りに行こうと思うのか疑問を持っている方
- 長時間全くアタリがない場合、へら師がどんな心境でいるのか知りたい方
- 真冬にへらぶな釣りをしてみたいけど、どんな環境での釣りなのか不安な方
今回釣行した野釣り場はこんなところ

2025年2月9日。今回釣りに行ったのは、千葉県八千代市を流れる、印旛新川という川です。
この川は、千葉県印西(いんざい)市と佐倉(さくら)市にまたがる西印旛沼(にしいんばぬま)に端を発し、千葉市花見川区にある弁天橋を境に上流が印旛新川(いんばしんかわ)、下流が花見川(はなみがわ)と呼ばれ、そこから先は花見川として流れ、東京湾へ注いでいます。
この写真のポイントは、西印旛沼から下流に約7kmほどの場所で、私が冬の時期に通っている釣り場の一つです。
印旛新川は、季節ごとにへらぶなが釣れるポイントが異なりますが、この周辺は冬(12月初旬)~春(ゴールデンウィークあたり)までの期間に、40cmを超える大型のへらぶなが釣れることで人気です。

時には、45cm(へら師の間では、尺半(しゃくはん)と呼ばれる)を超える巨ベラが釣れることもあるため、多くのへら師達が大物を狙ってこの周辺の幾つかの有名なポイントを訪れます。
朝釣れないと分かっていても行ってしまう心境

私は毎年冬になると、この釣り場に訪れています。早いもので今年で10年目です。
そして、厳しい寒さが続くこの時期には、日の出(6時~7時)から15時頃までの間は、ほとんど浮きが動かないことを経験上知っています。
私自身、午前中にアタリを貰った記憶はほとんどありませんし、この釣り場に訪れるへら師達も、恐らく同様の経験をしているためでしょう。午前中には川沿いの土手には釣り人の車はほとんど駐車していません。
たとえ過去に常連のへら師や、私がへらぶなを釣り上げた実績のあるポイントでも、アタリを貰ったのはほぼ15時以降、それも、そろそろ日没がせまり、辺りが薄暗くなってくる16時を過ぎた時間帯です。
その上、毎回この時間帯に来ればへらぶなが釣れる訳ではなく、寒風吹きすさぶ、体感温度が時に氷点下となるような中、日没までのわずか1時間足らずのチャンスタイムでも、浮きがまったく動かず、そのまま浮きが見えなくなり終了、という状況も珍しくありません。
この日私が釣り場に到着したのは朝の7時少し前。数百mに及ぶ土手上の未舗装路には、写真のように、私の車以外いません。10年経った今も、午前中には釣れないという状況は変わっていないようです。
では、何故釣れないことが分かりきっているのに、この時間帯に一人釣り場へ訪れたのか?
実はこの日、2か月ぶりに野のへらぶな釣りに行けるチャンスが巡ってきたのです。
欲を言えば、毎週末1回のペースで釣行できれば良いのですが、家庭の都合上、自分の思い通りに釣りには行けませんでした。
このため、久々の釣りということで、薄々「午前中は釣れないだろうな~」と思ってはいても、はやる気持ちが私を早朝から釣り場に駆り出したのです。
もしかしたら、今日は予想に反してアタリが貰えるかもしれない。もしこんな時間帯にへらぶなが釣れたらどうしよう!という、釣り好きならではの根拠のない期待というか、妄想をしただけでワクワクするという性質のせいかもしれません。
まるで、宝くじファンの人が、「もしかしたら、今回は当たるかもしれない!」と、何の根拠もなしに勝手な想像をしてワクワクするのと同じたぐいの話かもしれませんね。
そして日の出の時間に来たもう一つの理由は、冬ならではの凍てつく凛とした空気の中、雲一つない快晴の青空と日の出、それを映し出す水面、川の両岸の枯れた灌木の組み合わせを見ることで、頭がスッキリするのと、静寂の中で心が落ち着くからです。

しかし、私以外に誰もいないということは、他の釣り人は私のような感覚は持っておらず、へらぶなが釣れることだけが目的でここに来ているということなのでしょうね。
自分にとって快適な釣り座を作る

この時期の、天気が良く、風のない朝は、日の出前の時間帯よりも、むしろ太陽の光が強さを増してきた午前7時頃が最も気温が下がることも、私は経験上知っています。
これは、放射冷却によるものですね。
気温は0℃。

「こんな寒い朝から何時間もじっと浮きに目を凝らしているなんて辛くないの?。よく我慢できるね。」
傍から見るとそう思ってしまうかもしれませんが、心配無用です。
寒いことは分かり切っていますから、事前に対策はちゃんと考えてあります。
まずは防寒着。この日の装備は以下の通りです。
【上半身の服装】
- インナー:ユニクロのヒートテック極暖の長袖シャツ
- ミドルレイヤー:ハイネックの薄手のフリースシャツ、その上にフリースジャケット
- アウターレイヤー:マイナス25℃の環境でも快適に過ごせる、マーモット社のフード付きダウンジャケット。フードもダウンが入っているので、それを被れば頭も顔も寒さ知らず。
- 首の寒さを防ぐためにフリース製ネックウォーマーを着用。
【下半身の服装】
- インナー:ユニクロのヒートテック極暖のレギンス
- パンツ:ワークマンの裏起毛防寒パンツ
- オーバーパンツ:ナイロン製防寒パンツ
- ユニクロのヒートテック靴下
- 裏起毛防寒長靴
これだけ着こんでいると、例え気温0℃の世界でも、釣りの準備をして体を動かしていると、じんわりと汗ばんでくるほど温かいです。
唯一、寒さが伝わってくる場所は手の指先です。
へらぶな釣りでは、練りエサ作り、ハリへのエサ付け、魚が釣れた場合にハリを魚の口から外す時など、どうしても素手での作業をする場面があります。
そのため、寒いからといって、指先まで隠れる厚手の手袋をはめることが出来ません。
釣り具店に行くと、親指、人差し指、中指の先の部分だけが開いた防寒グローブも販売していますが、使用している内に水で濡れて、むしろ手を冷やしてしまうので、私は使っていません。
そこで登場するのが、写真にある、アウトドア用ガスヒーターです。
このガス缶(アウトドアに詳しい方の間では、CB缶と呼ばれているもの)は、一般家庭で鍋物をする際に使用するカセットコンロで使用するのと同じタイプです。
これを2本、ガスヒーターの背面に装着し、これまた背面にある火力調整ツマミを回してガスを出し、持ち手と本体の境目付近にある点火ボタンを押すと着火して反射板の中心にある丸い金属部分に火がついて赤くなります。
このヒーターを、釣り座の横に置いておけば、足元も温かくなりますし、冷えた手をかざせばたちまち温かくなります。
このように、しっかり防寒対策さえしてしまえば、寒さを気にせず、安心して釣りに集中することが出来ます。


このガスヒーター、新潟県燕市にある、ユニフレームという会社製のもので、へら師達の間では大好評だったのですが、2018年で生産終了となってしまったようで、現在は入手できません。
貴重な品なので、これからも大切に使っていきたいと思います。
好天に恵まれた中、期待と共にエサ打ちを開始


釣り座の準備も整い、エサ作りも完了したので、ご覧のような快晴の澄み渡った空と明るい陽射しの中、いよいよ今日のエサ打ち第一投です。
今日はこの後、北風が強く吹く予報(風速7m/s)ですが、この場所は堤防の土手を2mほど下がった位置にあり、更に堤防の北側が更に2mほど高くなっている場所のため、それが壁になってまともに風を受けません。
釣りが出来る目安は、おおよそ風速6m/sまでです。それも、追い風の場合は良いですが、向かい風だともうお手上げです。なぜなら、この風速でも、長い竿で仕掛けの振り込みや回収時には、風圧で竿をコントロールすることが難しくなりますし、仕掛け自体が鯉のぼりの吹き流しのように風になびいてしまい、なかなか手元に戻ってこなくなるためです。
事前に風向きと風の強さを天気予報で確認しておくことで、出来るだけ風の影響を受けない釣り場を選んだので、快適に釣りが出来るというわけです。
流石に、何も考えずに初めての釣り場に行くという人はあまり居ないと思いますが、釣り場の情報を事前に調べ、どうしたら一日快適に釣りが出来るかを考え、そのために採れる最善の対策を取るというのが、安全に、長く釣りを楽しむための秘訣です。
試練の9時間は、じっと待つだけではない
エサ打ちを開始したのが8:00頃。さあ、ここからが9時間全くアタリがない一日の釣りのスタートです。
へらぶな釣りというと、あなたはこんなイメージを抱いていませんか?
お年寄りの釣り人が、ただひたすらじっと浮きを見つめている、退屈そうな釣り。
ですが、その認識は全くの誤りです。
何もせずにぼーっとしているように見えますが、実は小さな、目に見えないような所で、釣り人は忙しく頭を回転させ、戦略を立てて試し、反応に応じて微調整を繰り返しているのです。
意外に思うかもしれませんが、実はへらぶな釣りというものは、退屈している暇などない、忙しい釣りなのです。
それでは、私の経験した、この日の9時間アタリなし釣行の中身を細かく見て行きましょう。
私の頭の中では、正午頃までに1回でも浮きが動けば御の字という感覚で、3、4時間全くアタリがない状況も織り込み済みです。
エサ打ち
エサ打ちのペースは、最初の10投までは、エサ打ちしてから1分経過したら仕掛けを回収し、新しいエサを付けてエサを振り込む。という動作を繰り返します。
これは、自分が釣れて欲しいポイントにへらぶなを寄せるためです。
この10投の内に、浮きに何等かの変化(風や波の影響とは異なる不自然な動き)がないかどうかを、神経を研ぎ澄ませて観察します。今日使用している竿の長さは21尺(6.3m)。また、このポイントの水深は約2m。仕掛けを振り切ると、浮きの位置は釣り座から約10mほど前方です。
10mと言われてもピンとこないかもしれませんね。身近な例で言うと、大型の路線バスの車体の長さに相当します。結構長いと思いませんか?


そんな遠くの水面に顔を出している浮きのトップ(赤、黒、緑、オレンジで塗り分けられている目盛り部分)の長さはわずか10cmほど。ボールペン1本分の長さよりも短いです。
近眼かつ老眼の私には、肉眼では小さな動きが見えないので、手作りのスコープ(スマホの自撮り棒とスコープホルダ、オペラグラスを組み合わせて作りました)をパラソル万力に装着したもので拡大して見ます。


スコープをのぞき込みながら、拡大されたへら浮きのトップをじーっとを見つめながらやることは、頭の中で1秒ずつカウントを数えることと、
「もしかしたら、次の瞬間に浮きが動くかも知れない。どんな僅かな動きも見逃さずに、間髪入れず竿を合わせるぞ!」
という緊張とスリルの入り混じった自分自身の心の中で、掛け声をかけることです。
時には、集中するあまり、数秒間息を止めていることすらあります。
頭の中でカウントが60秒になったとき、その緊張の瞬間から一息つき、仕掛けを回収して新しいエサを付けます。
最初の10投は約60秒間隔でエサを打ちこみますが、その後は私の場合、間隔を100秒~200秒位に伸ばします。
エサ選び・エサ作り・エサ付け
エサを付ける時も、様々な事に注意を払っています。
この時期のエサとしては、グルテンという、小麦粉のような白い粉末のエサに釣り場で汲んだ水を加え、パンの生地のように練ったものを、パチンコ玉位の大きさに丸めてハリに付けて使います。


グルテンエサにも沢山の種類がありますので、まずはどのメーカーの、どのタイプ(重い⇔軽い、粘り気が強い⇔弱い)のグルテンエサを使用するか決めます。
使用するエサが決まったら、次に考えなければならないことは
- エサと水の分量を何対何にするか(最近のエサでは1対1で簡単に作れるものが多いです。)
- 一旦作ったエサをどのような形にしてハリに付けるか
- ハリに付ける大きさはどうするか
- 魚の反応や流れの強さによって、一度作ったエサの水分量を変化させ、硬さを変化させる
と、考えることは山ほどあります。
仕掛けの振り込み
また、仕掛けの振り込みでも、長い竿を使っていると毎投コントロールに気を遣います。
自分の背後から風が吹いている時は、比較的真っすぐ前方に仕掛けを振り込めます。
ですが、風の向きというものは常に一定ではなく、時々刻々変化します。時折、風向きが北から北西に変わったりすると、仕掛けが右から左に流されてしまいます。このため、仕掛けを振り込む瞬間の風向きや風速の影響を受けても、エサが水中のなるべく同じ位置に落ちていくように、竿のコントロールをすることも必要です。
どうですか?今書いただけでも、こんなに沢山の事を状況を分析し、瞬時に次の手を決めて、実行に移す。そしてその結果をフィードバックして次の1投に反映する。
ビジネスパーソンのあなたが日々職場で耳にしているPDCA(P(Plan:計画)、D(Do:実行)、C(Check:測定・評価)、A(Action:対策・改善))サイクルを回しているのと同じような感じですよね?
時には突風が吹いてきて、今この瞬間にエサを投入しても、恐らく仕掛けがとんでもない方向に飛んで行ってしまい、自分が意図する位置に着水しないだろう。という状態になることもあります。


そんな時は、無理に振り込みをせず、数秒~数十秒待って風が落ち着き、「自分が仕掛けを振り込みやすくなったな。」と思ったタイミングで次の一投を打ち込みます。
このような事を繰り返していると、あっという間に1時間、2時間が経過していきます。
床休めで、人もポイントも一息入れる


釣り台にまたがって、長時間ずっと座りっぱなしだと、膝や腰、お尻が痛くなってきます。私は過去に長時間のデスクワークが原因で腰痛を患い、手術をしたことがあるので、今は1時間ほど経過したら、意識的に一旦立ち上がったり、釣り座を離れて少し土手の上を散歩するようにしています。
アタリが頻繁にあって忙しい時は、立ち上がることも忘れて釣りに集中することもありますが、今日は全くアタリもサワリ(へらぶながエサの近くに寄ってきた際に、水流で浮きがわずかに動くこと)もありません。
このような時は、自分の腰と目を休めること、そして、水中のエサが堆積している場所の状態を落ち着けるために、一旦仕掛けを回収して休憩します。このことを、「床休め(とこやすめ)」と言います。
へら師の間では、床休めをすると、その後、アタリが出やすくなる。と言われています。
北風が強く吹いている中、長い竿をコントロールしながらエサ打ちを繰り返していると、頭も体も次第に疲労が溜まってきます。床休めの間、土手を散歩した後、私は車の中に入り、シートに座って一息入れました。
背もたれがあると、こんなに体が楽なのか。と思うほど心地よいですし、風がない空間は、フロントガラス越しに暖かな太陽の光も差し込んでくるので、朝早起きしたこともあり、次第にまどろんで眠くなってきます。
こんな時は、無理をして釣りに戻らず、数十分仮眠を取ると、頭もスッキリして大分体が楽になります。私は数十分のつもりが、1時間ほど寝てしまいましたが。
午後は地合い待ちでアタリのない修行が4時間続く
昼過ぎになると、太陽も高くなり、気温が上がってくると上昇気流が起こるので風が強まります。
釣り座に戻り、釣りを再開しますが、ここから4時間、我慢の時間が続きます。釣り座は土手が風よけになっているお蔭で風の影響を受けませんが、竿を立てると竿の中間から先端にかけての部分は上空の風の風圧をもろに受けるため、非常に重く感じます。
仕掛けは向かい風のために、振り子の原理を使って竿を下から上に持ち上げれば、自然と前方に飛んでいきます。ただ、仕掛けを回収するために竿掛けから竿を持ち上げて垂直に立てる時が、手にずっしりと風の重さが乗ってくるので力が必要です。
浮きには相変わらず全く動きはありません。この時私の頭の中では、



「竿の長さを変えてみた方がいいかな?もしかして、もっと短い竿で手前にエサを振り込んだ方がアタリが出るのだろうか?」



「いやいや、竿の長さじゃなくて、ハリスをもっと細くて、長さの長いものに変えて、水中でのエサの落下速度を遅くして、魚にアピールした方がアタリを貰えるかな?」



「いや、アタリがないのは、この時間帯にへらぶながこの付近を回遊していない(つまり、ここには魚がいない)からで、夕方の地合いが来れば、アタリが貰えるかもしれないから、辛抱してこのままエサ打ちを続けてみようか?」
というように、幾つかの対策をするかどうかの葛藤が続いています。
結局私は、竿の長さも変えず、ハリスを変えることもなく、3つ目の選択肢である、地合いが来てアタリが貰えるのを待つ。という案を選択しました。
この選択をすることで、私は後ほど後悔することとなります。
16:30、地合い(のはず)の時間到来


16:30。この時刻は、印旛新川のこのポイントではゴールデンタイムです。過去には、毎年のように、この時刻になると、不思議なことに、それまで全く動きのなかった水面に泡付け(あわづけ)が出るようになり、へらぶなが浮き近くを回遊していることがうかがえます。
泡付けが出ると、大抵の場合はそこから数投げエサを打ちこんでいると浮きにサワリが出たり、アタリが貰える確率が高くなります。
太陽も大分西に傾き、日が当たらなくなってくるので、体感温度が一気に下がります。ここまではヒーターを点けずに釣りをしてきましたが、そろそろ手も冷たくなってきたのでヒーター点火のタイミングです。
暖もとれる状態になり、寒さを気にせず釣りに集中できます。そろそろ水面に何か変化が出てくるかな?と様子を伺いながらエサ打ちを継続します。
ここから30分~1時間が勝負です。



「う~ん。浮きに全くサワリがない。それに泡づけも全く見えないな。」
スコープ越しに浮き周囲の水面が拡大されて見えますが、全く魚の気配が感じられません。
次の一投で来るかも・・・。
いや、今度こそ・・・。
心の中で、「もしかして、今日はダメか?」「いや、最後まで何が起きるか分からないぞ!」と、弱気な自分と強気の自分が交互に主張を繰り返します。
17:30、敗北を認める


17:30、気付くと日没の時刻です。周囲が暗くなるスピードが速くなります。
スコープ越しに見える浮きのトップも視野が暗くなり見えなくなりました。
本日は残念ながら、ゴールデンタイムにアタリを貰うことはできませんでした。完全な敗北です。
或る程度アタリがあるような場合は、浮きを電気浮きに付け替えて釣りを続行することもありますが、この川の特性として、日没後に釣れる魚はへらぶなではなく、ほとんどがマブナになります。
それも、型が大きくても20cm程度と小ぶりの魚ばかりが釣れるようになってしまいます。過去の経験から、毎年プチナイター(日没から2時間程度釣りをすること)を試していましたが、この時間帯にへらぶなが釣れたことは一度もありません。
恐らく、時間帯によって回遊してくる魚が入れ替わる為ではないかと思います。
ですので、今日のように全くアタリがない日は、プチナイターをしても魚が釣れない可能性が濃厚なので、潔く諦めて納竿(のうかん:釣りを終了すること)としました。
まとめ
気が付けば、釣りを開始してから9時間。(床休め1時間を除いた時間)アタリどころかサワリもない完凸です。
完凸(かんでこ):一度もアタリが貰えないで釣りが終わること。関東地域では魚が釣れないで終了することをオデコと言います(アタリはあったけど結局釣れなかった場合)。地域によっては、ボウズというところもありますね。
色々と反省点がありました。
- ハリスの長さを変えたらどうだったか?
- 竿の長さを短くしたら(逆に長くしたら)どうだったか?
- ハリスをもっと細いものに変えたらどうだったか?
- 上ハリに、集魚剤の入ったダンゴエサを使って、ダンゴとグルテンのセットにしたらどうだったか?
タラレバ論なので、どれを試しても結果は変わらなかったかもしれませんが、釣り人というものは、こうやって、釣れなかった時には(釣れた場合でも)どうしたら釣れていたのかと、あれこれ思案するものです。
「それじゃ、次はこの方法を試してみよう!」
この好奇心が、へら師をまた次の釣行に駆り立てるのです。
魚が釣れれば、又釣りたくなるので釣行する。
魚が釣れなければ、今度こそは釣ってやる!という気持ちで釣行する。
これが、釣りを愛する人間の習性なのです。