千葉県印西市で、責任世代の人が野のへらぶな釣りを通じて心を整え、自信を取り戻す応援をしています

50代だからこそ夢を持とう

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あなたは今、何か夢を持っていますか?

私と同世代のアラフィフのあなたに、そんな質問をしたら、こんな答えが返ってくるかもしれませんね。

「50代からこそ夢を持て! なんて、何を青臭い質問してるの?」

「そんな質問、若者に対してするのは分かるけど、あと数年で会社も定年になる自分が、今更夢なんて・・・。」

「どうせ実現するわけないし・・・」

そんな風に思っていませんか?

この記事では、50代になったからこそ夢を持つべき理由についてお話します。

目次

夢ってどういうものですか?

そう聞かれて、あなたならどう答えますか?

夢とは、何か壮大な目標があって、それを将来達成すること。
そして、未来にそれを達成した瞬間が素晴らしいこと。

そんな風に思っていませんか?

私も以前はそう思っていました。ですが、ある本を読んで、実は、夢というものは、「こんなことをやってみたい」とか、「将来こうなりたい」といった目標を達成した瞬間だけが素晴らしいのではなく、

やってみたいこと、なりたい自分に向かって行動を続けている、まさに今感じている、ワクワク感、充実感が夢なんだ


と気が付きました。

例えば、あなたの夢が、「いつかハワイに行って、ワイキキビーチで青い海を見てみたい!」というものだったとしましょう。

ワイキキビーチ

それでは、あなたの夢が実現したと実感するのは、あなたがまさにワイキキビーチの砂浜で青い海を見ている間だけで、それまでは全くつまらなかったり、苦痛なのでしょうか?

そんな事はないですよね?

ハワイに行くことを目標に、頑張って働いて貯金をし、どんなホテルに泊まろうか、何を買い物しようか、現地の素敵なレストランで何を食べようか・・・

などと計画を立てている日々が楽しいのであって、むしろ達成できている時や、達成した瞬間には、

「あぁ、終わっちゃったな・・・」

と思いますよね。

それなら、目標を追いかけている楽しく充実した今、目標までのワクワクする日々も含めて夢と捉えては如何でしょうか

夢は基本的に壮大なものじゃなくていい

「夢」というと、簡単に実現できそうもない、壮大なものを思い浮かべませんか?

ですが、夢はかならずしも実現可能性が限りなくゼロに近いようなものや、恥ずかしくて人に言うのを躊躇してしまうほど大それたものである必要はありません。

私は、自分が興味のあること、好奇心をくすぐるもの、そして、少し努力すれば達成できるものも、自分がそれを「夢」と認めてあげれば良いと思います。

ちなみに私の夢は、

  • 自分がワクワクすることと、これまでの自分の歩んできた人生で得た経験を基に、人の役に立てることで起業したい。
  • 会社から縛られる人生を卒業して自分の裁量でやりたいシゴトをしながら充実した人生を送る。

というものです。

長年、会社員しか経験していなかった私は、以前はこんな風に考えていました。

起業で成功する人などほんの一握りで、大抵の人は失敗する。

自分が起業しようとするならば、相当長い時間を掛け、起業家になるために必要な様々な勉強をし、場合によっては資格を取得し、自分が完璧に理解出来て自信が持てるようになってから、やっと実践できるもの。

完璧に理解出来て自信が持てるまで、一体何年掛かるんだろう・・・
やっぱり、自分のような凡人には、起業なんて無理で、かなわない夢なのかも。


ですが、2022年2月からお世話になっている、身の丈にあった一人商い(起業家)で自律的に自分らしい人生を送るためのサポートをするコミュニティに参加して、今までの考え方が自分の勝手な思い込みだったと気付きました。

「起業」というと、非常に敷居が高いものと思っていましたが、実は、その元(種)となるものは、自分がずっとワクワク出来ること、熱量が上がることという、極めて身近なものだったのです。

動いてみて初めて見える景色がある

そのコミュニティで、主催者の方、そして実際に一人商いを既に実践している先輩方の体験談を伺うと、皆さん口をそろえて仰るのが、

動いてみて初めて見える景色がある

という言葉です。

どんなに沢山の本を読み漁って勉強しても、資格を取得しても、一歩踏み出してみない限り、不安は無くなりません。それどころか、下手に知識ばかりが蓄積されて頭でっかちな状態になり、

「こんな状態ではまだまだ動き出すことは出来ない。」

「もっと勉強しないと!」

と、いつまで経っても動き出すことができなくなってしまいます。結果的に、「もし一歩踏み出したら何が起こるのか?」を分かる日は永遠に来ません。

ですが、勇気を持って一歩踏み出せば、つまり自分が今の状態で出来るほんの小さなことを試してみれば、必ず何等かの結果が付いてきます。

野のへらぶな釣りの例

野のへらぶな釣り

私は自然の川や沼(ここでは「野」と言うことにします)でヘラブナと言う魚を釣るのが人生で一番の趣味なので、野のヘラブナ釣りを例にすると・・・

道具やエサは全て完璧に準備が出来ている。そしてヘラブナの釣り方の方法は本や動画が完璧に頭に入っている。あとは実際に釣り場に行って野のヘラブナ釣りをするだけの状態だったとします。
ですが、私が家の中に閉じこもったまま、ヘラブナ釣りをすることを頭の中で想像していても、当たり前ですが、何も起こりませんよね。

これでは、自分が持っている道具、エサ、事前に学んだ釣り方で、本当にヘラブナが釣れるのかは永遠に分かりません。

ですが、実際に釣り場に行き、釣りをやってみれば、思い描いた通りヘラブナが釣れる、或いは、全く釣れなかった。という結果が分かります(=気付きが得られる)。

すると、その結果を基に、もっと沢山釣るためには何をどう改善すればいいだろう、全く釣れなかったなら、次は何をどう改善すればいいだろう。と、考えます。

そして、自分が「こういう所を改善すれば次はもっといい結果が出るかもしれない」という戦略を立てることができ、また次回、釣り場に行ってそれを試す。この繰り返しで、釣りの技能が向上しますし、より実践的な知識と経験を蓄積できることになります。

やってみる➡気付きを得る➡改善する➡やってみる

やってみるからこそ、得られる気付きがある。
気付きがあるから、それを基に、「もっとこうしてみよう」と改善出来る。
改善したことをやってみるから、また新たな気付きを得られる。

このポジティブな循環が、自分がワクワクする、心から楽しい、成長が実感できる、といったものであれば、それはあなたが今まさに、夢の中にいる、ということだと思います。

逃げ道を確保しておく

逃げ道

まず動いてみる。と言っても、何の考えもなしに、高ぶる気持ちのままにどんどん自分を追い込んで突き進んでいけばいいというわけではありません。

忘れてはいけないこと、それは、いざ何かあった場合でも、自分が耐えられる程度のダメージで後戻りし、体勢を立て直せるための「逃げ道も確保しておく」ということです。

私が起業することの例で言えば、まだお客様もおらず、売り上げの見通しも立たない段階で、自分の事業を始めたいという勢いで、いきなり会社を辞めて退路を断ってから事業をスタートしたら、すぐに貯金が底を突き、生活が立ちいかなくなってしまうことは、容易に想像できますよね?

そうではなく、ある程度お客様から自分の商品を買っていただける見通しが付くまでは、今の会社に籍を置いて、生活や起業に必要な資金を確保するまで、安定した収入を確保しながら、複業でスタートする。

こうしておけば、仮に自分の商いの方がなかなか軌道に乗らなかったとしても、会社からの給料で生活していくことができるため精神的に追い込まれることもなく、落ち着いて改善策を練り直し、再チャレンジすることができます

やり直したり、引き返したりもできる状態を作っておくからこそ、簡単に挑戦できる、ということですね。

また、チャレンジといっても、いきなり大きなことをする必要はありません。

一つの大きな目標を達成するために必要なことを、沢山の小さな行動のステップに分割していけば、一つ一つのチャレンジの敷居はグンと下がります。

一日の中で、その小さなステップを一つでも達成できれば、自己肯定感にもつながりますし、継続すれば、ある時振り返ってみると、

「こんな所まで来ていたんだな。」

自分の成長と達成感を味わうことが出来ると思います。

あなたも、どうせ自分なんかに出来る訳がない・・・

と思っていた目標達成に向け、楽しく取り組み続けること=夢を持ち続けませんか?

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